さて昨日は小学校時代の甘酸っぱい思い出なんかについてお話させていただきました。
まだ右も左もわかんない状態ではありましたが、楽しかったですね〜。
で、昨日もかいた通り、ここから中学前半までの約3年、私の音楽活動は中断されます。
その沈黙を破ってくれたのは私の悪友、Nでした。
Nから渡されたCD、
"COMPLEX"というグループ名がかいてありました。
「これすっげーかっこいいとばい!」(熊本弁です)
と半ば無理矢理渡されたCD、まぁとりあえず聞いてみました。
そのときの感想は・・・・・
「うん、まぁかっこわるくはないけど・・・」
みたいなもんでした。
しかし、それから1ヶ月位して、また悪友Nです
「こんどCOMPLEXが熊本来るとばい!!見に行くやろ?」
いや、もともと別にかっこいいともおもってなかったので行く気もなかったのですが、
かなり強引なN、結局またしても半ば無理矢理、LIVEに連行されることになったのです。
中学生にして初めてのLIVE、会場はお兄様お姉様ばっかり、いったい何が起こるのかとドキドキしていました。
そして定刻を30分くらい過ぎたとき・・・
会場が真っ暗になり・・・・
突然で〜〜〜〜〜〜〜〜〜っかいドラムの音・・・・
今まで生きて来た中で一番でっかい音だったんじゃないでしょうか?
それを皮切りにLIVEが始まりました。
初めはでっかい音にただただびっくりしていましたが、
30分くらいでなれて来て、だんだんLIVEを楽しめるようになって来ました。
吉川晃司と布袋寅泰の立ち姿、バックバンドの演奏にだんだん引き込まれていきました。
LIVEの終盤にはノリノリになって踊っている自分がいました。
初めてのLIVE、無理矢理連れて行かれはしましたが、結果的には大満足でした。
そしてこの日をさかいに音楽熱が再燃、
COMPLEXはもちろんのこと、いろんな音楽を聴くようになっていくのでした。
悪友Nやその他の友達に勧められたCDを聞きあさっていました
その中で運命の一枚に巡り会ってしまいます。
それは・・・・”X”の”BLUE BLOOD”というCDでした。
当時はまだ今ほどビジュアル系の音楽というのは浸透していなくて、
かなり奇抜なかっこだな〜と思いながら聞いてみたら・・・・
ドコドコなり続けるドラム
派手なギターの音、低音のベース、
さらにハスキーなボーカルの声
どれも刺激的でした。
私の中学生時代はブルーハーツ全盛期、
みんながブルーハーツにはまっている間、私はXを毎日聞き込んでいました。
この時点ではまだ楽器をはじめていません。
楽器をはじめるようになったのは友人Nの一言。
”高校生になったらバンドしようゼ!!”って言葉でした、
これについては無理矢理参加させられたではなかったです。
またあのみんなであわせたときの一体感、あれを感じることができると思うと中学の卒業が待ち遠しくて仕方なかったです。
XのHIDEに憧れていた私、バンド結成に備えて、HIDEモデルのギターを購入、
一生懸命練習していました。
中学も無事、卒業し、さて、待ちに待ったバンド結成です!!
しかし、ここで問題発生です!
ギターが3人いる・・・・
まぁよくある状況ですよね。やっぱりあこがれを抱き易いパート、
かぶっちゃいますよね〜。
そこでその中からひとりだけ、ドラムに強制パートチェンジをすることが決まりました。
決める方法は・・・・
じゃんけん・・・・・・・・・・・・・・・
ヘボドラマーの誕生です泣
でもここでじゃんけん負けてなかったら私がドラムを叩いている未来はなかった訳で、
今となっては感謝していますけどね、
でもこのときはかなり悔しかったですw
というわけで半年間頑張ったギターをドラムのスティックに持ち替えて
またいちからスタートになるのでした。
ちなみにコピーするのはユニコーン、
初めからXやろうとかなっていたら、くじけてたかもしれませんねw
なにから練習すればいいのかわからない私は、とりあえずユニコーンのビデオを見て、
見よう見まねで手足をバタバタはじめます。
足やら机やらをたたいて練習っぽいことをしていました。
はじめてやった曲はユニコーンの”Sugar Boy”
いがいとテンポの早い8ビートの曲で、スピードについていけずなかなか大変でした、
今考えるとSugar boy、全然初めての曲向きじゃないです。
それでもなんとか手足ばたばたさせてなんとかついていける状態になって初めてのスタジオ練習にのぞむことになる訳です、
初めてはいるスタジオ、そこで初めてのスティックを購入(このときのスティックは大事にとってます)
そして初めてちゃんとしたドラムセットと対面しました・・・・
全くなにを同調整すればいいのかわかんない、とりあえずそのままたたき始めます。
そして初めて合わせるSugar boy
愕然としました。
手足でぺちぺちしてるのとは訳が違います。
まずスティックが意外と重い。何も持っていないのと比べると格段に腕が動かしにくい!!
そしてシンバルもスネアもたたいたらリバウンドがくる!!
とにかく思ったようにたたけないんです!
こんなにも実際たたくのと手足ばたばたして妄想しているのとではちがうのかとびっくりしました。
まぁもちろん、私だけでなく、みんな初心者、
初回の演奏は聴けたもんじゃありませんでしたw
しかし、ここでくじけるのではなく、あの鳥肌の立つ瞬間をもう一度味わうため、
これから週1回はきちんとスタジオに入ってみんなで練習を重ねていくのでした。
はい、やっとドラムの話に入ることができましたw
次回は高校生のときの初ライブの話になっていきます。
暇な方、また読んで下さいね
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